ポーランドの羽毛
先日、国別の羽毛事情にも違いがあると書いたが、本日はポーランドの羽毛事情を簡単に記す。
ポーランドは比較的小規模な農場が多く、一部の例外的な大規模農場をを除くとほとんどが零細小規模農場です。
このため1農場あたりの鳥の飼育数も少なく、その分、飼育に手間をかけることも可能で非常に良い原毛がとれるのも確かである。
しかし、やはり農場毎に品質にばらつきがあるのも事実である。
これらは通常、農場毎に原毛が管理されることはなく、スローターハウスと呼ばれる屠殺場で採取された場合は屠殺場で、農場でライブドハンドピクトされた原毛は精毛場で一緒くたにされる場合が多い。(このライブドハンドピクトもできなくなってきている模様)
但し、稀に精毛場や商社と契約して、地域や農場を指定して良質な原毛のみを輸入するといったことをしているメーカーもあるが、やはりこれは高額にならざるを得ない。
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