羽毛原料商盛衰史2

| | コメント(0) | トラックバック(0)

 本年の羽毛業界における変動は、まさしく激動といって良いものだと思います。

 昨年までの羽毛原料の国内供給では双日+マザーバードで市場の70%以上を占めると言われておりました。

 この2社にほぼ同時に大きな変化が起きたのです。

 まず、双日が今年の初めに、国内での寝装寝具の供給を一部残して撤退することを発表しました。

 来年の3月までで撤退することになっておりますが、この動きは現在でも加速しているようです。

 次に本年4月28日にマザーバードとフジライフが同日に民事再生法の手続きに入りました。

 これまで、羽毛原料供給の主役は次の主役が出てくることにより、前者が退場していくといった流れでしたが、今回は次の主役がいないままに主役が退場することになり、業界全体が大変なことになってきております。

 いったい羽毛業界はこれからどうなっていくのでしょうね。

トラックバック(0)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: 羽毛原料商盛衰史2

このブログ記事に対するトラックバックURL: http://xn--e--wf8c63yjust91a.net/mt-tb.cgi/16

コメントする

このブログ記事について

このページは、羽毛ふとんが2008年11月 4日 11:47に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「羽毛原料商盛衰史」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

Powered by Movable Type 4.01