2008年9月アーカイブ

ロシアの羽毛

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 ヨーロッパの羽毛生産大国だったポーランドとハンガリーがEUに加盟して、人件費が上がり工業国化がすすむ中で、安定した羽毛原料の確保が困難になってきた。

 更に、的を射ているかどうかは別にして動物愛護の観点から、ライブドハンドプラッキングが禁止の方向で推移しているため、特に高級原料の供給が非常にタイトになってくるおそれがある。

 このような現状で、今後羽毛原料の安定した供給元として期待されているのが、ロシアと旧ソ連邦だった国々である。

 現在ではロシアとウクライナが特に注目されているが、今回はロシアの話になる。

 ロシアでの原毛の産地はウラル山脈の東側、地政学上の亜細亜地域シベリアが主である。

 シベリアではノボシビルスクを中心としてかなり広範囲から原料を集め、精毛しているが、現状ではあまり高精度の精毛施設はない。

 ロシア全体で見ても鳥の屠殺場であるスローターハウスを初めとする、本当に良い原料を作り上げていく施設がまだまだ未整備なので今後の整備に期待しなければならない。

 まだまだ発展途上ではあるが、今後に期待したい國である。

中国の羽毛

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 中国の羽毛事情は簡単に言うと北方はグースが主で、南方はダックが主になっております。

 黒竜江省、吉林省、遼寧省の東北三省以外にも安徽省がグースの産地としては有名です。

 南方のダックの中には一部ベトナムの羽毛が混入しているのは周知の事実で、現地ではバンブーダックと呼ばれているという話を聞いたことがあります。

 南方のダックは広範囲でとれているようですが、私見では四川省で良い羽毛が採れる感があります。

 やはり良い羽毛が採れる条件としては、豊かな自然(特に良い水)と寒暖差のある気候が上げられますので四川省はこの条件に当てはまります。

 某大手カタログ通販で有名な羽毛原料ミンシャンもこの四川省の羽毛です。

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