ダウンプルーフ加工

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ダウンプルーフ加工は羽毛が生地から飛び出さないようにする加工のことです。

どのような加工かというと、生地を高密度に織り上げた後、樹脂加工をして通気度を調整するというのが一般的です。

このダウンプルーフという名称は実をいうと、昭和39年に株式会社イワタが開発した羽毛布団用の生地につけたのが最初ということです。

しかし、ダウンプルーフ元祖である株式会社イワタの羽毛の生地には、現在も樹脂加工をしていないので、樹脂加工=ダインプルーフ加工というのが一般的ですが、厳密にいうと樹脂加工=ダウンプルーフ加工というのは間違いなのです。

株式会社イワタのダウンプルーフ加工は、企業秘密になるので詳細は公表されておりませんが、糸と織り方、そして織り上げた生地に熱加工をすることのバランスによって羽毛の吹き出しをとめているようです。

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このページは、羽毛ふとんが2008年7月30日 21:50に書いたブログ記事です。

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