たたき
今回は羽毛布団のキルティングについて
羽毛布団は当初、たたきと呼ばれるキルティングで販売されておりました。
このタタキというキルトは現在でも羽毛肌布団で多く使用されており、当初は袋状に縫った側生地に羽毛を後から吹き込み上下をミシンで縫いつけておりました。
簡単な作りですので手間がかからず作れるのですが、羽毛がふくれたときに上下を縫いつけた部分が暖かくないということで段々と肌布団以外では使われることが少なくなってきました。
このタタキキルトの欠点を解消するということで考案されたのが後に主流となってくる立体キルトです。
この立体キルトが市場に登場し始めたのが私の記憶では昭和60年代に入ってからですのでそんなに古い話ではありません。
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